回覧実記

旅行、食、歴史

2018冬 北海道 05釧路湿原〜網走

ラビスタ釧路川

止まったホテルはドーミーイン系のラビスタ釧路川。出張でも泊まれるならドーミーイン系が一番。一番安いプランでお部屋お任せだったのでこんなところ。

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風呂は露天もあり。小さいスペースだが、ちょうど雪が待っていて風情たっぷり。部屋の窓からも幣舞橋の夜景が美しい。

 ドーミーインといえば、風呂と並んで朝食も素晴らしい。いくらなどの魚介盛り放題で海鮮丼がつくれると評判。野菜やお味噌汁も美味しかった。やはり北海道。

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何時の列車に乗るか

じつはこの朝食を食べるかどうかで少し悩んでた。この日の行程は網走から旭川へは12:35の大雪4号。釧路発は

  • 6:05釧路発
  • 8:57釧路発 快速しれとこ摩周号 

のいずれか。快速だと接続が良すぎて網走監獄には立ち寄れない。かといって6時だとせっかくのホテルの朝食も食べられない。

近現代史マニアかつ吉村昭好きとしては朝イチかと心動く。

が、どうせまた釧路湿原とか知床岬をゆっくり見にくることもあるでしょう。ゆっくりご飯食べていきましょう、と日和ってみることにした。

車窓からの釧路湿原

この日の釧路は晴れ。雪もさほど積もっておらず、ホテルの送迎をキャンセルし徒歩で駅へ移動。冷たい空気が気持ちいい。

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連休初日かつ1両編成ということで、少し早めに。直前でも大丈夫だったなあと思ったら、発車数分前に大量の外国人観光客。座席はほぼ埋まることに。多くは年齢高めの中国系の女性連れ。日本のこんな奥地まで個人旅行で来るんだなあとインバウンドの厚みを感じることに。

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進行方向左側の席からは湿原が一望。案外雪は少ない。北海道の太平洋側は雪が少ない、と小学校の社会科で学んだ知識を思い出す。

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川が並行する。夏はカヌーで下る人も多いらしい

 

茅沼駅ではタンチョウ。車内でもどよめき。写真は間に合わず。

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湿原が消え、原野が広がる。北上するに連れ雪が深まる。

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知床斜里をすぎると右側にはオホーツク海。荒々しい波が線路際まで。

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網走の駅はなにもない駅です

11:53網走着。半時間ほどあるので、お土産と昼食を確保しようかと思いきや…


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なにもない。駅と市街地が離れているのだろう。恐るべきモータリゼーション

駅構内にお土産物屋も、近くにあったはずのコンビニもない。

 

少し離れたところに店があるようだけど、道はアイスバーン。無事往復する自信もない。

駅弁だけは構内の喫茶店みたいなところで買えた。やることなく待合所でNHKのテレビをみんなでぼんやり眺めて特急を待つ。

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